今日の1冊 9
捨て変態を見てみたい、捨て変態になりたい、究極のミニマリストを目指す人におすすめ
わたしのウチには、なんにもない。2/ゆるりまい
ミニマリストに憧れはじめた時、この本の1作目を本屋でちらっと読んだことがありました。
やばい、この人はやばいと思った。捨てるのが気持ちがいいという気持ちはめちゃくちゃわかります。
けど、一定のところまで行ったら捨てられるものかなくなると思うんです。私は今この段階。
うちは備え付けのクローゼットに収まる分のものしか持たないと決めているので床に出ている収納家具ありません。
捨てたい気持ちはあるけどこれ以上はなかなか踏み出せないのです。
しかし!この方、ここまでものがなくなってもまだ捨てる!すごい〜。
正直ここまでら殺風景な部屋は嫌だなぁと思いますが笑…すごい。まさに究極です。病気です笑
おお!と思った場面↓
ティッシュを戸棚にしまっているゆるりまいさんに対して
めんどくさくない?すぐに使うものは出しておいたほうが楽だという友人。
めんどくさいという考えがそもそもなかったゆるりまいさん。
出しておいたほうが楽よりも生活感を出さないことの方が重要なのだそうです。
なるほどー、私もテーブルの上は何もない方が気持ちがいいと思いつつ、リモコンやティッシュなどよく使うものは出しっぱなし。どうせ使うんだから出ていた方が楽。この友人と同じ意見でした。
生活感を出さない方が重要…なるほど。その人の生活において重要な部分は結構違うのだなぁと思いました。
今日の1冊 8
そして生活はつづく/星野源
このエッセイのテーマは
「つまらない毎日をおもしろがること」
だそうです。
むやみに頑張るのではなく、毎日の地味な部分をしっかりと見つめつつ、その中におもしろさを見出すことができれば、楽しい上にちゃんと生活をすることができるはず。
私は作家さんのエッセイを読んでは、自分の人生はなんで平凡でつまらないんだろうとおもっていたのですが、この文章を読んでなるほど。と思いました。
つまらない毎日だけどそれをおもしろがれるか、つまらないな、で終わってしまうかで見え方とかって変わってきますよね。
これ読んで、あー、そうだ、そうかー。とすごく納得しました。
平凡だからつまらないのではなくつまらないと思ってるからつまらないんだろうなぁ。
私も地味な部分をしっかり見つめておもしろさを見出したいと思います。
今日の1冊 7
ほっこり、癒されたい人におすすめ
山とそば/ほしよりこ
図書館でタイトルが気になって手に取りぱらぱらーっとめくって癒し系の絵日記にわくわくしたので借りた本。
初めて読む作家さんの時は表紙の裏の作者の紹介を読むのだけど、なるほど、きょうの猫村さんの方!そりゃ癒し系なはずです。
山とそば、ヘビに巻かれて、カルデラのある町への3編とおまけです。
私が1番わくわくしたのが最初の山とそば。
松本、なんて魅力的に描かれてること!
行ってみたいなー、私もそば食べたいなー、民芸品見たいなー、山行きたいなー。
溢れ出る願望!
こういうエッセイに出てくる人ってみんないい人すてきな人。
それは描いている人がすてきな人だからだと思うのです。
例えば、私が同じような旅をしたとして同じような出会いはないんじゃないかなと思います。すてきな人にはすてきな人が寄ってくる。私も出会いに恵まれるようなすてきな人間になりたいと旅エッセイを読むたびに思います。
はぁ、旅行をこんなステキな絵日記にできたら素敵だなぁ、、、そんなこと考えながら松本に想いを馳せます。
今日の1冊 6
ふらっと旅に出たい人、わかる〜っていう毎日の些細な出来事に自分なりの楽しみ方を見つけたい人におすすめ
世界中で迷子になって/角田光代
角田光代さん、小説ももちろんおもしろくていろいろ読んだのですが、エッセイがこれまたおもしろい。
角田光代さんの文章はとても読みやすく、そして共感できる出来事がたくさん。
前半は旅について、後半はモノについて書かれています。
私は学生の頃からバックパッカーに憧れていて旅したい願望が常にあるので前半部分、読んでものすごくわくわく✴︎
行きたいだけで海外旅行はツアーで数回しか行ったことありません。だからこそ想像したらとても楽しい。
そしてその中の文章で印象的だったのがこちらの文章↓
アジア:
全くの受け身でいても退屈もせず、気がつけば自分の意思とは裏腹に、じつに能動的な旅になってしまう
もうこの文章だけで楽しくないですか?
一方で
ヨーロッパ:
受け身でいれば何も起きない
私は心配性なのでどちらかというときっちり計画を立ててっていうことが多いのだけど、こういう自由な旅への憧れはものすごいのです。自分ではなかなかできないのがわかっているから憧れだけはすごい。
猛烈にアジア行きたいーってなりました。もちろんヨーロッパも行きたいのだけど、ごちゃごちゃした中での旅行、やってみたい。
わたしの毎日《節約・買い物編》
ひとり暮らしのOLです。
事務仕事でお給料が少ないので毎日節約生活です。
そんな私がちょっとのことだけど工夫していることを紹介したいと思います。
《買い物編》
①スーパーのはしごで安いものを買う!!
チラシで特売品や割引をやっているものをチェックしてから買い物に行きます。買い物は週1。
スーパーが歩いていける範囲に2店舗あって安いものが違うので必ずはしごします。駅前によく見かけるスーパー、その駅からさらに5分ほど歩いたところにある地域にしかない激安スーパー。このさらに5分歩くのが結構めんどくさかったりするけれど、野菜の値段が全く違う!20〜50円くらい違います。たった20円の差でもちりつも!
ちなみにコンビニにはできるだけ行きません!スーパーと比べてかなり高いし、入るとついつい買ってしまうから。
②洋服代は身だしなみ貯金で!!
持たない暮らしを目指しているのですぐに着なくなるような服は買いません。衣替えの時期、2・3ヶ月に1回くらいのペース。けど欲しい時期に服に回せるお金がない〜!仕方ないからクレジットカードで支払いを先延ばし。カードは便利だけど、その時にお金がなくても使えてしまうので借金と同じだと思っています。
そこで毎月少しでも衣服や化粧品代用で貯金をすることに。(普通の貯金とは分けています。)名付けて「身だしなみ貯金」!
金額は特に決めていなくてその月の予算に合わせて無理がない金額でOK。3000円でもいいから毎月必ず。
衣服代は身だしなみ貯金から、と思っていると身だしなみ貯金にお金がないときは我慢しようという気持ちにもなるのでおすすめです◎
③買い物は買うものを決めてから!!
日々の食料品も、衣服や雑貨とかも、衝動買いは節約の敵!
衝動買いをしないように買い物をするものを決めてから出かけます。
買うつもりがなかったけどあれ欲しいなぁというものに出会ってしまうことってありますよね。その時もすぐには買わず一旦気持ちを持ち帰ります。その物について調べたり、家にあるものとの組み合わせとか考えたり、1週間、1ヶ月経っても欲しい!と思っていたら買います。
まぁ、たまには洋服の衝動買いしたり、スーパーでどん!と売り出し中のお菓子みると思わず買っちゃったりします。節約しなきゃーってストイックにやりすぎると辛くなるのでたまにはゆるめながら私のペースでやってます。
今日の1冊 5
なんでもない日常に楽しみを見出したい人、他人の日常をのぞいてみたい人におすすめ
なんとなくな日々/川上弘美
本当になんでもないような日常を切り取ったエッセイ。
食べ物の話、家族との会話、出かけた話、自分の話などなど。
なんでもないんだけどなんでもある。この人はこれをこう考えてるのか、こんなことを思うのかって知るきっかけをくれます。
自分以外の人が何を考えてるのかって普段なかなかわからないですよね、けど、エッセイは言葉にして書いてくれてる。
大したことないようなエピソードだからこそ、自分にもあるようなエピソードだからこそ、他人を知るきっかけになる、自分にはなかった気持ちがわかる。
大げさだけど、視野が、世界が広がります。
そして、なんでもないようなエピソードを本にできてしまう作家さん、すごいなぁ。と思いながら読んでます。私にも文才欲しい。
今日の1冊 4
旅エッセイが好きです。
読んでいるとこんなことしてみたい、こんなところへ行ってみたいとわくわくするから好きです。
この本を手に取ったのは私が屋久島に行きたいから。
ずーっと行ってみたいと思っているけど実現していなくて、いきたい思いが募りすぎて来年には必ず行こうと思っている場所だから。
これを読んで、来年絶対に行くという気持ちをさらに高めます。
前半は屋久島でのお話。なぜ屋久島に行くことになったのかというところから始まり、食べたもの、泊まったところ、行った場所などなど、森さんの視点で割と細かく書いてあります。
エッセイを書くための旅なのだけど、複数人で行くからおもしろい。不安な人もいれば能天気な人もいる。いろんな性格の人が一緒に旅するからおもしろい。…読んでいる分には笑
もう10年以上前の話なので今と違うところはたくさんあると思うけど、読んで思ったのは
やっぱり辛そう!不安!でも絶対に行きたい!!
後半は森さんの海外旅行エッセイ。
この場所でこんなことがあったとか、こんな出会いがあったみたいなエピソードがテーマに沿って書かれています。
これまた、海外旅行への憧れが強い私にとっては好奇心を刺激する内容。
全て読み終わった後、いつかきっとではなく、いつか必ずわたしもいろんなところへ旅をして経験値を増やして成長したいと強く思いました。