今日の1冊 10
ウォーク・イン・クローゼット/綿矢りさ
蹴りたい背中の人だ、読んだことはないけど知ってるし表紙可愛いから読んでみようというノリでない借りた本。
毎回こういう人におすすめって書いてたけどランダムに借りて読んでるとおすすめできないのもあります。※あくまでも私個人の感想で好みの問題。
いなか、の、すとーかー
と
ウォーク・イン・クローゼット
の2本立て。
いなか、の、すとーかーは正直何が言いたいのかわからなくて私はあまり好きじゃなかったです。途中で展開が読めてしまったし、全体的によくわからなかったなぁという印象。
文章は読みやすいと思ったのですが、話がいまいちで全然読み進められなくて読み終わるのに4日かかりました…。
ウォーク・イン・クローゼットは主人公が28代後半独身OLということで、同世代で似たような経験があったので共感できてすいすい読める。
まぁ、共感できない部分ももちろんあるし、んなわけあるかい!みたいなところもあったけど、そこは文章の読みやすさでカバー◎
設定を詰め込みすぎな印象。詰め込むわりにそれに関する内容が薄くてその設定必要だったかなみたいになるところもあったと思います。
最後はめでたしめでたしでなんとなくまとまってます。
なんというか、読み終わったあと「うわー、すごい!」とか、感動の余韻に浸るとか、幸せな気持ちになるような本、読みたくなりました。
ランダムに借りていれば結構な頻度でこんなこともあります。本ってやっぱり好みでますね。